「今日は家で仕事します。」②|ウィンベル式無敵の労務管理Vol.96
「今日は家で仕事します。」
-その②-
ウィンベルの山口です。
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金曜日の今日は、「ウィンベル式無敵の労務管理」を配信します。
本日は、前回に引き続き、従業員から「家で仕事します。」と言われた時の対処法についてお話したいと思います。
前回は、ルールを明確にしましょうという話をしました。
今回は、実際の運用面についてのポイントをお伝えいたします。
まずは、体調不良によるテレワーク申請が悪用されている場合、どのように会社は対応すればよいかです。
これについては段階的な対処が必要になります。
【1STEP】悪用しているのではないかと疑念が生じた段階
この段階のポイントは事実関係の確認です。
特にチェックすべきは、申請がなされて実際にテレワークをしている日です。
- 特定の曜日に集中している。
- 繁忙期に集中している。
その他にも、
- リモートでも参加できるはずの会議に出席しない。
- 業務日報上の業務の進捗度が悪い。
などです。
このような傾向が見受けられると、テレワークを悪用している可能性が疑われます。
ただし、この段階では悪用していると断定することはせず、従業員のヒアリングを行ったり、診断書の提出を求める等、事実関係の確認のみ行ってください。
【2STEP】業務に支障が出始めた段階
テレワークの回数が増え、業務への支障が出始めた場合、改善を求めましょう。
後の紛争に備えて、必ず改善は書面で求めてください。
【3STEP】改善が見受けられない場合
この場合、テレワークの悪用が確実視されるため、より強い対応を行う必要があります。
ただし、いきなり懲戒処分とするのではなく、主治医の診断書や産業医等による診断を勧めたり(場合によっては、命じたり)、その結果を踏まえて、休職命令を検討するなど、段階的な対応をとりつつ、それでも改善が見られない場合の最終手段として懲戒処分を検討しましょう。
体調不良によるテレワークを認めるか否かは、従業員の体調への配慮と悪用防止という難しい判断が求められます。
そのため、まずは、しっかりとしたルール作りが大切になります。
本日は以上です。
それでは、よい一日を。
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