最強の労働トラブル防止法 - その②|ウィンベル式無敵の労務管理Vol.60

最強の労働トラブル防止法 - その②

ウィンベルの山口です。
このメルマガでは、「クライアントの勝利の鐘(ウィンベル)を鳴らす」というビジョンの実現を目指す中で、
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金曜日の今日は、「ウィンベル式無敵の労務管理」を配信します。
さて、本題です。
さて、本題です。
前回に引き続き最強の労働トラブル防止法についてお話したいと思います。
私が考える最強の労働トラブル防止法は以下の通りです。

前回、動機付け要因管理はお伝えしましたので、今回は「既存問題社員の淘汰」という話をしたいと思います。
問題社員を淘汰できる方法なんてあるのか?と思うかも知れませんが、実はあるんです。
しかも、この方法は、私のクライアントでも成功実績が多数ある方法です。
それは、問題社員や衛生追及者が居づらい職場環境を意識的に作るという方法です。
まず、問題社員や衛生追及者が心地よい環境とはどんな環境か想像してみてください。
- 自分の職場に対する不平不満に同調してくれる人がいる
- 社長等に強く文句を言えば、その通りになる
- 規律が緩い
などでしょうか?
次に、このような環境を取り除くとどのような環境になるか想像してみてください。
- 誰も不平不満を言うことなく、仕事に集中している
- 規律正しく、生産性の高い職場
いかがでしょうか?
実は、問題社員や衛生追及者が居づらい職場環境は、優秀な人にとっては仕事に集中できる居心地のいい職場環境なんです。
つまり、問題社員や衛生追及者の居づらい環境を構築することで、既存問題社員は淘汰され、優秀な人材の離職は防止できるという一石二鳥の環境を作ることができる訳です。
では、このような環境をどのように構築するのか?
それは、就業規則、特に、「服務規律」です。
皆さんの会社の「服務規律」は上記のような環境を構築することを目的に作成されていますか?
上記の目的に沿って、服務規律を作り込み、それを従業員に徹底させると、既存問題社員を淘汰し、優秀な人材が活き活きと働く環境を構築できます。
私のクライアントでも、この目的で「服務規律」を作成し、従業員に徹底させた結果、面白いように既存の問題社員や衛生追及者が解雇することなく、自ら退職を申し出てくれる事例が多数報告されています。
ぜひ一度、自社の「服務規律」を見直してみてはいかがでしょうか?
本日は以上です。
それでは、よい一日を。
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